導入事例

2019.12.27
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社

Success Programで得た、仲間とのさらなる結束と業務効率化の可能性

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
  • 会社名
    ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
  • 業界
    製造
対象帳票
請求書

幅広いラインナップの商品を取り扱うポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社。毎日の生活に彩りと輝きをくわえ新しい『おいしい』を生み出し続ける裏側で、DX Suite がどのように活用されているのか、"導入を成功に導くトライアル、AI-OCR Success Program"を通じて得たものを伺いました。

事業内容について教えてください。

レモンやスープなどの食品事業、飲料事業の製造販売を国内外で行なっています。その他、コーヒーショップ「カフェ・ド・クリエ」を運営するなどのカフェ事業も展開しています。


AI-OCRを導入した背景を教えてください。

北海道から沖縄にある部署で働く営業スタッフの業務を簡素化することが目的でした。スーパー、コンビニエンスストアなどで商品を販売した際に発生する「条件補填請求書」が毎月発生します。全国から約500社分の紙の請求書が1,000枚以上届き、エクセルでデータ化するという業務をすべて手入力で行なっていました。1人休むだけで業務が止まってしまうことや、スピードや完成度に個人差があることもあるため、正確かつ業務を簡素化できる方法がないかを探していたことがきっかけです。


Success Program実施を決めたポイントを教えてください。

展示会でAI inside を知り、その場で自分が書いた文字を読み取ってくれたときの精度がすごく良かったことがとても印象的でした。その後AI inside のハンズオンセミナーに参加し、帳票設定が簡単にできることも知り、導入のハードルが他社とは違うと思ったため、DX Suite で検証をしようとSuccess Programの実施を決めました。

Success Programを行う中で、社内でどのような反応があったのかを教えてください。

Success Program を実施するにあたり、改めてお互いの課題確認をしたことで、みんなで解決していこう!と一致団結し、結束を深めることができました。

レクチャーをしてもらうweb会議では、自部署だけでなく、営業系の関係部署にも参加するように呼びかけ、合計5人に説明を受けてもらいました。その5人が帳票設定を担当しており、1回説明を聞いただけですんなり使いこなせていて、その翌日には1人3種類ずつ設定ができるようになっていました。非常にシンプルな操作性のためキャッチアップが早く進み「こんな風に読み取ってみました!」と、自ら進んで行動してくれています。わからないことがあるときはすぐにサポートへ問い合わせ、設定の方法を聞き、解決も早くできました。


Success Programを終えた感想を教えてください。

読取精度の高さと、帳票設定の簡単さに感動し、驚きの連続でした。予想以上に読み取ってくれたので、それが一番大きいです。請求書の明細部分は、1つの枠内に商品コードや商品名、数量など複数行入るフォーマットになっているものもあります。単純にその複数行の文字を読み取るだけなら特別な設定も必要なくデータ化できますが、その複数行をそれぞれの項目として分けることは難しいのではないかと思っていました。しかしDX Suite は、設定の仕方次第で対応可能で、こちらが必要なかたちで読み取ることができることに驚きました。

合計で約100枚ある50社分の請求書を読み取ったときに、どのくらい精度が出て、どのくらい時間の短縮ができるのかをちょうどいま検証しています。結果が楽しみですね。


Success Programから本利用に移行した決め手を教えてください。

改めて読取精度の高さと帳票設定が簡単であることを実感したからです。読取精度に関しては、出力されたデータに間違っているところがないか探してしまうくらいでした。

まだ始まったばかりなのでわかりませんが、ここまでシンプルで簡単にできるなら500社すべての請求書をもらってやってみようと思いました。実際にどのくらいの業務の簡素化ができたかの集計はこれからですが、Success Programをやったことで、DX Suite を使えば実現可能だということはすぐにわかりました。


今後の活用展望を教えてください。

現在は本部部署で利用しているので、ゆくゆくは全国展開を目指し各支社にも展開していきたく、まずは、社内向けに説明会をしようと考えています。AI inside はマニュアルが充実しているので、一通り自分で設定はできるようになります。それを参考に、社内用のDX Suite のマニュアルを作成しました。社内で展開していくために、帳票設定の方法だけではなくフォルダ設定やユーザー設定のルールも記載しています。資料を見るだけよりも、自分で実際に触ったほうが断然早いので、早速触ってもらおうと思っています。

今後AI inside に期待することやご要望があれば教えてください。

似たような帳票があったとき、自動で設定ができたらいいなと思います定義のコピーができることは知っていますが、自動で判別して設定までしてくれたらもっと楽になると思っています。

請求書以外にも、紙でもらっている販売データを読み取ることができるか試しています。欄外に日本語が書かれている帳票もあり、難易度は高いと思いますが、挑戦していきたいです。

さぁ、データ活用を始めよう。
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