導入事例

2020.06.30
東電タウンプランニング株式会社

30人必要だった業務が1人に。業務に溶け込むAI-OCR活用とは?

東電タウンプランニング株式会社
  • 会社名
    東電タウンプランニング株式会社
  • 業界
    その他
  • 従業員数
    2,314名(2020年4月1日現在)
  • 設立
    2001年8月1日
  • URL
対象帳票
受付連絡票, 概算見積書, 確認書
before
  • 1日約1,500枚発生する帳票の入力、確認を30名で行っていた
  • 業務フローを維持するため、人の手で業務を行なっていた
after
  • 入力はDX Suite が行うため、確認する1名のみになった
  • 社内システムの一部に組み込んで業務フローを変えずに業務効率化を実現

無電柱化・地域開発事業、広告事業、配電事業を柱とし、安全なまちづくりを提供する東電タウンプランニング株式会社。工事現場との連携が欠かせないため、従来の業務フローを変えずにDX Suite を導入し業務効率化を実現。業務に溶け込むAI-OCR活用についてお話を伺いました。


はじめに、皆さまの業務内容を教えてください。

國京さま:当社は主に電気に関わる事業を展開しており、その中で私は電線の防護管取り付けの窓口として受付業務を担当しています。具体的には、お客様から依頼を受け、現場の調査や取り付け工事の検収業務を行なっています。
竹市さま:私も國京と同じく、受付業務を担当しています。
寺尾さま:私は契約業務を担当しています。工事会社に業務を依頼したり、依頼内容の調整を行なっています。


AI inside を知ったきっかけや、DX Suite をご採用いただいた理由を教えてください。

國京さま:他部署でRPAを導入する予定があり、良いRPAがないか探すために展示会へ行ったことがきっかけでAI inside を知りました。当時、手書き文字を読み取ることのできるAI-OCRサービスのことを知らなかったので、デモを見て非常に驚きました。DX Suite 導入の決め手は、手書き文字の読取精度の高さだと思います。当時の担当者から引き継いだあと、自分で精度や操作方法の確認をするために、AI inside のCSの方に2回ほどレクチャーをしていただきました。実際に使用する帳票でDX Suite を試した結果、薄い文字でも読み取ることができていたので、これなら安心して利用できると確信しました。
また、システム連携が容易なことも良かったです。既に社内に工程管理システムがあり、前後の業務フローを変えずに必要な部分だけに使えるので助かりました。

どのような業務でDX Suite を活用されているのか教えてください。

國京さま:防護管取り付け工事の検収業務で使用する「受付連絡票」「概算見積書」「確認書」の読み取りに利用しています。1件の工事につき3種類の書類が必要になり、1日で合計約1,500枚を読み取る業務が発生します。DX Suite 導入前は、他部署の担当者が1週間ごとに交代でExcelへの転記入力と確認業務を行なっていました。入力後、さらに2回確認をしてから基幹システムに取り込みます。この一連の業務を毎日30人で対応し、FAXで送られてくるこれらの書類を1日中誰かがFAXの前で待機しているような状態でした。毎日繰り返す単純作業のため、モチベーションをあげることも難しく、担当者は精神的にも辛かったのではないかと思います。

導入後の効果を教えてください。

竹市さま:入力業務がなくなり、確認も1名で対応できるようになりました。1日30人で行なっていた業務を1人で対応することが可能になったので導入の効果を実感しています。
國京さま:以前は人の手で入力を行なっていたので、人的ミスが防げるようになったことも良かったです。当時は、入力後に2回確認を行なっていても、どこかしら間違いは発生していました。

DX Suite を利用するにあたり、工夫した点があれば教えてください。

國京さま:帳票のフォーマットを修正しました。今までフォーマットを変更したことはなかったのですが、DX Suite 導入にあたり、より精度を高めるために枠を少し大きくしました。また、3種類の書類を事前に仕分けることができるようにそれぞれにQRコードをつけました。これは、DX Suite 単体で使用しているわけではなく、工程管理システムの中に組み込み入力部分に使用しており、前後の連携の関係で仕分け機能のElastic Sorter(https://dx-suite.com/functions/#elastic-sorter)は利用していません。現場から届く書類のPDFを専用のポータルサイトにアップロードし、QRコードで自動に仕分けられたPDFをDX Suite で読み取り、それぞれデータ化します。これをCSVでダウンロードすると自動で次のシステムへ取り込まれる仕組みとなっています。

DX Suite について、皆さまが感じたことを教えてください。

寺尾さま:私は1度だけDX Suite を触ったことがありますが、AI-OCRがこんなに身近で実用的であることに驚きました。というのも、私は学生時代にOCRの研究をしていた経験があります。十数年前の当時でも7〜8割は手書き文字も読み取ることができていましたが、丁寧に書くことや決められた場所に必ず書かなければいけないなどの読み取るための条件が多くありました。どのように学習しているのかなど、AIの仕組みについてもっと知りたいと思いました。

竹市さま:私もDX Suite を利用したことありますが、とにかく読取精度が高いのが印象的でした。現場で書かれる文字は、外で書く場合などどうしても走り書きのようになってしまうこともあります。そのため、もう少し曖昧に読み取ってくれてもいいのではと思うこともあります。例えば数字の0と6について、人の場合は0に見えたとしても前後の文脈から6だな、と判断できるものも、DX Suite は正確に0と読むため、精度が高いのはとても有り難いのですが、精度の調整ができたら面白いですね。
また、帳票を見ながら手入力する場合はどうしても帳票全体が視界に入ります。そのため、余計な情報まで見えてしまうのですが、DX Suite のエントリー画面は、必要なところだけにフォーカスして見ることができるので、より業務に集中できると感じました。

今後の活用展望を教えてください。

國京さま:文字だけではなく手書きの図や記号を図面化できるようになるといいですね。現場の状況などを書いたメモの文字起こしをしていますが、たまに図で表されていることがあります。今は図面化に別のシステムを使っているので、それがAI-OCRで可能になるといいなと思います。
また、DX Suite を活用していることについて、社内の他部署でも入力業務など様々はケースにおいて活用できるのではないかと思っています。

今後AI inside に期待することやご要望があれば教えてください。

國京さま:AIのプラットフォームとしてサービスを提供してくれたら嬉しいです。AIを活用したソリューションはOCRや音声など様々な種類がありますが、1つのプラットフォームになれば、何種類ものソリューションを導入しなくて済むので、活用の幅も広がると思っています。
寺尾さま:顔認証も入り口のセキュリティで活用してみたいです。どんどんIT技術が生まれてほしいですね。今後のAIの可能性に期待しています。

さぁ、データ活用を始めよう。
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