お知らせ
「DX Suite」のAI-OCRが履歴書の読取に対応、履歴書情報から人材データベースの構築を支援
AIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社は、「DX Suite」のAI-OCR機能を拡充し、読取可能な帳票として新たに非定型帳票モデル「履歴書」の読取に対応しましたことをお知らせします。
「DX Suite」のAI-OCRによって、履歴書に記載されている氏名・住所・学歴・職歴など28項目の内容をデジタルデータ化することができ、BPO企業や人材派遣会社における人材データベースの構築を支援し、履歴書情報の検索性の向上に貢献します。
機能拡充の背景
HRテックの拡大により人事手続きのオンライン化も広く普及している中、依然として紙帳票での受け渡しや管理を行っている企業が多く、全ての履歴書をデータで受領し管理する企業は全体のわずか3.9%(※)に留まっています。「労働基準法109条」に基づき企業は社員(正規雇用、非正規雇用問わず)の履歴書を退職日から3年間保存する義務があり、履歴書の適切な管理が求められます。特に人材の流動性が高く大量の履歴書を受領するBPO企業や人材派遣会社では、タレントマネジメントを目的に、履歴書の内容を手入力で管理システムに登録する工数が大きな負荷となっていました。
「DX Suite」のAI-OCRが履歴書の読取に対応したことで、応募者の氏名・住所・学歴・職歴などの基本情報や、志望動機・スキル・備考欄を含めた28項目を瞬時に読み取りテキストデータ化、さらに管理システムへ連携することで、人材データベースを構築することができるようになります。
(※)出典:株式会社ネットオン「履歴書の形式についての実態調査」
活用方法
パートやアルバイトなどの非正規雇用社員の多いBPO企業では、従業員の情報管理だけでなく、人材データベースをもとに過去に就業していた方に再アプローチする際にも活用できます。
人材派遣会社では、新規求人案件の適合者を探す際に、人材データベースと求人管理システムを連携させて検索することで、迅速に適切な候補者を探すことが可能となり、求人募集する企業への提案スピード向上に繋がります。