お知らせ

2022.02.10
プレスリリース

AI inside とSBI AntWorks Asiaが協業、東アジア・東南アジア・日本国内へのサービス提供を加速

AIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社(代表取締役社長CEO:渡久地 択、本社:東京都渋谷区、以下「AI inside」)と、SBI AntWorks Asia株式会社(代表取締役:横山 宏明、本社:東京都港区、以下「SBI AntWorks Asia」)は、「Technology Partner」としてパートナーシップ締結に合意したことをお知らせします。それぞれの強みを活かし東アジア圏や東南アジア圏のグローバル企業や日本国内外の日系企業等のAI活用とDXを後押しします。

SBIグループとシンガポールのAI・RPAベンチャー企業AntWorks社が共同設立したSBI AntWorks Asiaと高精度な文字認識AIと多くの導入実績を持つAI inside の協業により、AI inside が提供するあらゆるデータをデジタル化する「DX Suite」を自動操作するための機能が、SBI AntWorks Asiaが提供する「QueenBOT RPA」に組み込まれました。双方の強みを活かし、東アジア地域・東南アジア地域・日本国内の様々な企業・団体のビジネス変革とDX推進を支援します。

製品連携の概要

RPAやAIなど複数のテクノロジーを複合的に用いて多くのプロセスの精査・効率化・自動化を行うハイパーオートメーションのグローバル市場規模は、2022年までに5,966億ドルに達すると言われています(※)。ペーパレス化の動きや大量の文書の正確な管理・処理を目的とした利用に限らず、業務プロセスを総合的に自動化するニーズが増加しています。


SBI AntWorks Asiaが提供する統合オートメーション プラットフォーム「ANTstein SQUARE」の中の「QueenBOT RPA」は、業務自動化を実現する Robotic Process Automation(RPA)製品です。SBI AntWorks Asiaにより低価格帯での提供が実現し、中小企業のDX推進を大きく後押ししてきました。


また、AI inside が提供する「DX Suite」は、手書き文字や活字を含む非定型フォーマットのドキュメントや画像などあらゆるデータのデジタル化を通じて企業規模に関わらず様々な企業・団体の業務の自動化・効率化に寄与してきました。

「DX Suite」は現在、日本語の他、中国語(繁体字・簡体字)、タイ語、ベトナム語、英語に対応しています。今回の製品連携により、「DX Suite」のAI-OCRによるテキストデータ化した情報をRPAにて自動的に処理することが可能になり、他言語のデータを扱う東アジア圏の日系企業や、日本国内の企業・団体の業務の自動化・省力化・効率化を実現し、あらゆる企業のDX推進へ寄与します。

製品連携の詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070341.html

※: MarketsAndMarkets「インテリジェントドキュメントプロセッシング (IDP) の世界市場 (~2026年):コンポーネント (ソリューション・サービス)・展開モード (クラウド・オンプレミス)・組織規模・技術・産業 (BFSI・政府・ヘルスケア・ライフサイエンス)・地域別」


両社コメント

SBI AntWorks Asia株式会社 代表取締役 横山 宏明氏

高精度で使いやすく、多くの言語への対応によって国内で高評価を得られているAI-OCR製品「DX Suite」を提供されているAI inside 様と、この度技術提携に至ったことを嬉しく思います。DXを考える上で、紙のデジタル化と手作業の自動化は切っても切り離せない関係です。AI-OCR・RPAの両製品を利用することで、それぞれ単独で利用した場合の何倍もの効果をあげられることは間違いありません。

多言語への対応やコストパフォーマンスの良さは、日本国内に本社を構えてアジア圏に展開する企業にも、日本に拠点を持つグローバル企業にも受け入れられると確信しています。親会社であるAntWorks社のもつアジア圏のパートナー企業との協業を視野に入れ、アジア圏への展開を見据えています。

AI inside 株式会社 代表取締役社長CEO 渡久地 択

当社はこれまでAI開発・運用のプラットフォームを提供し、さまざまな社会・産業基盤との連携を進めて参りました。この度、SBI AntWorks Asia様とパートナーシップを結び、「QueenBOT RPA」に当社技術を導入いただきましたこと、また、製品連携・販売における包括的な協業に至りましたことを大変喜ばしく思います。アジア・日本とグローバルで幅広くネットワークをお持ちのSBI AntWorks Asia様と共に、グローバルにAIを届け、社会への浸透を実現いたします。


「QueenBOT RPA」について(https://www.sbiantworks.com/#solutions

「QueenBOT RPA」は英語にて開発されながら日本語OSでも動作保証がされ表示言語の日本語への切り替えもできるRPA製品です。また、SBI AntWorks Asiaの提供により、ライセンスは低価格な年額30万円(税別)から利用が可能で、首都圏や地方都市の中小規模の企業にて活用されています。

「DX Suite」について(https://dx-suite.com/

「DX Suite」は、AI inside 独自開発の“文字認識AI”を搭載したAI-OCR「Intelligent OCR」と大量帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」の機能を搭載した、あらゆる情報をデジタルデータ化するアプリケーションです。「Intelligent OCR」は、従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字も高精度に読み取り、これまで人が手で入力を行っていたデータ化業務を自動化します。定型・非定型のフォーマットだけでなく全文読取や項目抽出、サーチャブルPDFに対応しており、さらにユーザが自身の情報の取り扱いに関してAIによる学習可否を選択することができるプライバシーコントロール機能も備えています。日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・タイ語・ベトナム語の外国語モデルを搭載し、日本だけではなくグローバルにあらゆる企業・団体のDX推進や生産性向上に貢献しています。


AI inside 株式会社について(https://inside.ai

AI inside は「世の中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、AIを作る「Learning Center」、AIを動かす「AI inside Cube」、AIやアプリを利用できる「Workflows」、あらゆる情報をAIでデジタルデータ化する「DX Suite」などを提供しています。AI inside は、これらAIプラットフォームの提供を通じ、多種多様な価値あるAIの分散的な創出とユーザ間のシェアを促すことで、AIが隅々まで拡がった社会の実現を目指します。 


社名:AI inside 株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表取締役社長CEO:渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能および関連する情報サービスの開発・提供

※文中の製品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。

さぁ、データ活用を始めよう。
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